デュアルキャビティデザインは、クラブヘッド中心部の重量を減らし、クラブ外周り付近へと重量を再配分することにより、慣性モーメントを劇的に高めます。また、キャビティ外側のウェイトセービング・インサートによってクラブヘッド中心の重量を減らすと同時に、重心を低く、背面近くに設定し、これによって格別の打ちやすさを実現しています。内部のキャビティ（空洞）には、業界を牽引するPXGのXCOR2テクノロジーが生み出したポリマー素材を充填しています。 

この軽量ポリマー素材によってクラブヘッドの中心部の重量を減らすことができるため、慣性モーメントとやさしさが劇的に向上。フェースのスイートスポットからヒール・トゥ方向および上下方向にずれた位置で打ったボールも、ミスショットになりにくくなっています。 

創業以来、PXGのアイアンはゴルフ界で最薄のフェースを搭載してきました。高強度のHT1770マレージング鋼を使用した部分肉厚な超極薄フェースは、厚さわずか0.050インチ（約1.27mm）です。PXG独自のXCOR2テクノロジーと組み合わせることで、飛距離、やさしさ、打音と打感を向上しています。 

長年の研究開発の成果であるXCOR2は、PXGが誇る革命的なポリマーコア素材です。 

この素材は、PXGの代表作である0311 GEN6アイアンが最初に採用しました。非常に軽量なXCOR2素材によってコア部分を軽量化したことで、重量をより低く、ヘッド背面部のペリメーター近くに配置することが可能となり、慣性モーメントを劇的に向上しています。PXGの部分肉厚な超極薄フェーステクノロジーとXCOR2を組み合わせることで、反発係数を増加させ、フェースのたわみを最大化し、ボールの高初速を実現しました。 

パワーチャンネルテクノロジーはフェース内面に作られた独自のU字形状の溝で、これによりクラブフェースのたわみ、特にフェース上部のたわみが大きくなります。この溝が、打ち出し角、弾道、ボールスピードを同時に高めることができるフェースの動きとエネルギーの移行をもたらします。